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	<title>湘南・横浜 輸入住宅 注文住宅メーカー「スターホーム」 &#187; プリマブログ</title>
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	<description>湘南・横浜 輸入住宅 注文住宅メーカー「スターホーム」</description>
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		<title>駅伝楽しかったです。</title>
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		<pubDate>Wed, 27 Jan 2010 16:40:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>中谷 光伸</dc:creator>
				<category><![CDATA[プリマブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[文化部を代表して何故か私が葉山駅伝のメンバーに選ばれ、選ばれたと言うより、葉山に住んでいると言う理由だけで半強 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>文化部を代表して何故か私が葉山駅伝のメンバーに選ばれ、選ばれたと言うより、葉山に住んでいると言う理由だけで半強制的に参加しました。何の練習もせず、45歳の中年男がいきなり2kmを走ったのですが、まともに走れたのは最初の1kmぐらい、それからは息は苦しい、足は引き攣る、中高生の男子にどんどん抜かれ、なんでこんなのと一緒に走らにゃいかんのじゃと、駅伝に参加したことを後悔、それでも、最後まで走りました。社長にたすきを渡し、ふらふらとその場を離れ、一色小学校の運動場に寝転んで、空を見上げれば、雲ひとつない青空。文化部の魂で短歌がひとつできました。</p>
<p>一色の学校の庭に寝転んで、空に吸はれし四十五の心</p>
<p>沿道で応援してくれた皆様、ありがとうございました。来年は練習して参加します。</p>
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		<title>心の残像 vol.8</title>
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		<pubDate>Fri, 15 Jan 2010 18:42:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>中谷 光伸</dc:creator>
				<category><![CDATA[プリマブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[昨晩こんな夢を見ました。 
三間四方ほどの隅に支柱を立て麻の布が張られた陣幕の中で篝火が燃えている。見上げれば [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>昨晩こんな夢を見ました。 </p>
<p>三間四方ほどの隅に支柱を立て麻の布が張られた陣幕の中で篝火が燃えている。見上げれば満天の星空だった。背丈ほどの陣幕の隙間から冷たい乾風が吹き込む。炎が振れ、火がぱちぱちと音をたてる。自分は大柄な男で、顎に髯を生やしていた。革の衣に身を包み、帯を締め、腰に刀を吊るしている。</p>
<p>その世、自分は武将であった。自分は大陸の東にある小さな国に生まれ、若くして兵を引き連れ国を出た。以来、大陸を西に遠征し、諸国との戦を繰り返した。自分は大層勇敢な武将で、挑む戦に負けることがなかった。自分は懐に一枚の地図を携えていた。その当時の大陸の地図である。戦の終わる度に自分はその地図を取り出し、征服した国を朱に染めた。地図にある国を次から次へと朱に染め、自分は大陸を西へと進んだ。そして、この度の戦が最後の戦であった。自分は最後の戦に勝利した。国を出て、二十余年が過ぎていた。</p>
<p>今宵、自分は大陸の西の果ての地に張られた陣幕の中にひとりいる。自分は永い遠征を共にして草臥れた地図を懐から取り出し、篝火の際に置かれた雑作ない木の机の上にそれを広げた。さかんに燃える焚松の炎が大陸の地図を照らす。自分は朱の墨壺に筆を浸け、地図の上にある西の果ての国を一思いに朱に染めた。それから机の上に筆を置き、感慨深く満天の星空を見上げた。もはやこの大陸に征服する国はない。その達成感に浸り、自分はもう一度、机の上の地図を見た。自分は大陸を制覇したのだ。地図の上にある全ての国が朱に染められた筈であった。けれども、地図の上には白く残っている国がひとつあった。その国をも朱に染めようとして、自分は筆を取り直した。</p>
<p>その時である。突然、陣幕が激しく揺れた。驚いて背後を見れば、勇猛な家来の一人が幕を切り裂き、刀を振りかざして自分に襲いかかって来た。不意を襲われ、一刀のもとに首が飛んで地図の上に落ちた。地図の上に最後まで残った白い国は自分の生まれた国だった。 </p>
<p style="text-align: right">Nakatani</p>
]]></content:encoded>
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		<title>心の残像 vol.7</title>
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		<pubDate>Mon, 11 Jan 2010 13:27:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>中谷 光伸</dc:creator>
				<category><![CDATA[プリマブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[昨晩こんな夢を見ました。
山寺にある座敷の柱時計が十一回、時を刻んだ。百日を越えて悟らなければ、死ぬが良い。和 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>昨晩こんな夢を見ました。</p>
<p>山寺にある座敷の柱時計が十一回、時を刻んだ。百日を越えて悟らなければ、死ぬが良い。和尚は言った。自分はその覚悟で出家した。今宵がその百日目である。寺の縁にひとり座して、造作なく置かれた石の庭に向かい、自分は思念した、無想した。悟りとは何か、無とは何か、どうして悟らなければならないのか、悟ってどうなる。悟りを得らねぬままに、時が流れた。</p>
<p>あとひと時で自分は自刃する。膝先に刀が置いてある。覚悟はできている。悟れぬからには仕方ない。自分は百日の間、この寺に座り続けた。目の前には庭がある。灯篭の明りが、苔むした石を幽かに照らす。百日の間、見続けたいつもと同じ庭。石がある、土塀がある、その向こうに闇がある。しかし、無はどこにもなかった。闇と無は違う。悟りは一向に具現しない。今更、思い残すことはない。間もなく死ぬというのに、妙に落ち着いた気持ちで庭を見ていると、雪が降り出した。ゆっくりと静かに落ちては、石の庭に積もってゆく。雪の夜に死ぬのもよいと思った。</p>
<p>雪の落ちる様を見ていると、時計が十二の時を打ち始めた。ボーンとひとつ、そして、ふたつ、それから十二回、座敷の時計は時を刻み終えた。百日が過ぎた。自分は終の覚悟を決め、脇差を左手に取り、刀を鞘から抜いた。刃先を腹に当て、束を握る腕に力を込めた。その刹那に時計がボーンともうひとつ時を刻んだ。はっとして、庭に目を遣った。今しがた降り始めたばかりの雪がいつの間にか庭一面を覆い、闇の中に青白い光を放っていた。無がそこにあった。</p>
<p style="text-align: right">Nakatani</p>
]]></content:encoded>
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		<title>心の残像 vol.6</title>
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		<pubDate>Sat, 09 Jan 2010 15:09:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>中谷 光伸</dc:creator>
				<category><![CDATA[プリマブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[昨晩こんな夢を見ました。
一から百までの数を数えなければならないと、自分で勝手に思い込んで僕は数え始める。
「 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>昨晩こんな夢を見ました。</p>
<p>一から百までの数を数えなければならないと、自分で勝手に思い込んで僕は数え始める。</p>
<p>「一、二、三、四、五・・・」最初は楽しく数えている。初めて数を覚えた子供のように指を折りながら僕は楽しく数えている。</p>
<p>「十一、十二、十三・・・」リズムをつけて僕は数えている。</p>
<p>「二十一、二十二、二十三・・・」歌でも歌うように僕は数えている。</p>
<p>「三十一、三十二、三十三・・・」元気よく僕は数えている。</p>
<p>「四十一、四十二、四十三・・・」大きな声で数えていると、どうして百まで数えているのか疑問に思えてきた。数える声が少し小さくなった。</p>
<p>「五十一、五十二、五十三・・・」数えるのが面倒になった。けれども、百まで数えなければならないと思い僕は数えている。</p>
<p>「六十一、六十二、六十三・・・」何だか、数えるのが怖くなってきた。数えるのを止めようとしたが、止められない。仕方なく、ゆっくりと数えている。</p>
<p>「七十一、七十二、七十三・・・」心臓の鼓動が早くなり、冷汗が流れる。数える度に恐怖が増す。数えるのを止めようと両手を強く口に当てたが、勝手に口が動く。</p>
<p>「八十一、八十二、八十三・・・」悪寒で体が震える。口からは唾液が垂れ、獣のように僕は数を数えている。恐怖で気が狂いそうだ。</p>
<p>「九十一、九十二、九十三・・・」舌が縺れ、息が吸えない。それでも、数を数える声が腹の底から圧し上がる。僕は爪で頬を掻き毟る。</p>
<p>「九十六、九十七、九十八・・・」もう吐く息はない。口から血が溢れ、胃が喉元まで上がってきた。そして、百まで数え切れずに僕は気を失い、夢から覚めた。</p>
<p>夢から覚めた僕はまた数え始める。</p>
<p>「一、二、三、四、五・・・」最初は楽しく数えている。</p>
<p style="text-align: right">Nakatani</p>
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		<title>日本人がスウェーデンで家を建てたときの話</title>
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		<pubDate>Sat, 09 Jan 2010 14:11:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>中谷 光伸</dc:creator>
				<category><![CDATA[プリマブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[スウェーデンに移り住んだ日本人が現地で自宅を新築したときの話です。地方の行政庁に建築許可を申請しました。日本の [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>スウェーデンに移り住んだ日本人が現地で自宅を新築したときの話です。地方の行政庁に建築許可を申請しました。日本の確認申請のような手続きですが、内容は使う外壁材、屋根材、主に外観のデザインが街並みに調和するかの審査で、その点は十分に考慮して申請されたのですが、そのままでは認可されず、提出した図面に対し役所から是正の要請がありました。是正の内容は玄関の土間と框の段差がいけないということでした。その家に住むのは長く日本の住宅に住み慣れた人なので、家に上がる前に靴を脱ぐ習慣があります。その為に玄関に土間が欲しかったのです。それがいけないと言われ、その人は役所に文句を言いに出かけます。何故に玄関に土間を取ってはいけないのかと。その時に応対した役所の担当者の答えはすばらしい答えで、感動ものです。</p>
<p>玄関の土間は日本人のあなたには便利かもしれませんが、あなたがこの家に住まなくなった後にこの家に住むのは日本人ではなく、スウェーデンの人です。スウェーデンでは玄関で靴を脱ぐ習慣はありませんから、家に入ってすぐに段差があるのはとても危険なのです。あなた以外の人にとって危険な建物を許可する訳にはいかないのです。ご理解下さい。担当者の答えに納得し、その人は役所の指導に従い、街並みに調和した玄関に土間のない美しい住宅をスウェーデンで新築しました。</p>
<p>これは郷に入れば郷に従えというような単純な話ではありません。この話は日本人とスウェーデンをはじめとする欧州の人との住宅に対する考え方の根本的な違いを表しています。日本人は、住宅はあくまでも私有財産であると考え、欧州の人は、たとえそれが私有であっても、住宅は公共財産であると考えます。日本人は自分だけが住みやすければいい、自分勝手な家を建て、欧州の人は自分の後に住む人も住みやすい家を建てようとするのです。欧州では日本のように一部の企業や、個人の勝手で住宅が建てられるのが許されないのです。住宅に対するこの考えの違いが、日本の住宅が一世代で消耗され、築20年から30年で粗大ゴミとなり、欧州の住宅が100年以上住み継がれ社会資産を形成する大きな理由です。</p>
<p>このスウェーデンでの話は、長期優良住宅を推進しながら、性能や数値ばかりに拘り、住宅の本質を見ず、相変わらず大手プレハブ優遇の政策しか取れない国交省の役人に是非、聞かせてやりたい話です。この話から長期優良住宅の本質が見えてきます。</p>
<p style="text-align: right">Nakatani</p>
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		<title>現実と夢の間で・・・</title>
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		<pubDate>Mon, 28 Dec 2009 17:01:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>中谷 光伸</dc:creator>
				<category><![CDATA[プリマブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[心の残像という題で小さな作品をこの年末にブログ連載致しました。何故に心の残像かと言えば、これらは私が学生時代を [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>心の残像という題で小さな作品をこの年末にブログ連載致しました。何故に心の残像かと言えば、これらは私が学生時代を過ごした京都にある鉄筋コンクリートの狭い部屋で書き記した当時の私の心象風景だからです。純粋な魂の記録、心の記録です。当時、経済学部に籍を置きながら、学部の授業にはほとんど出席せず、文学を愛し、哲学、心理学、そして量子力学に夢中になり、現象を超越し、その背後に在る本質、存在の原理を探索し、精神世界を夢遊していました。</p>
<p>あれから二十年が経ち、私は、神様からの突然の贈り物、PRIMAに出会いました。その後に起こる数々の神秘体験は私を再度、精神世界へと誘います。PRIMAはビジネスの世界ではあり得ぬと思っていた形而上的体験を私に経験させてくれたのです。共時性が連発し、建物という物質に宿る魂の存在を知り、人との縁に運命を感じ、人知を超えた力を、生きる意味を知りました。感謝し、感謝される喜びを知りました。</p>
<p>二十歳の頃の心の残像が蘇り、今、私は現実の世界を夢遊しています。楽しい夢を見ています。たとえ、どんな苦しいことがあっても、いつか振り返れば、雲ひとつない晴天だった、きっとそう思える夢を私は見ています。PRIMAよ、夢をありがとう。そして、PRIMAの縁で出会い、私を支えてくれた皆様、ありがとう。2009年の終わりに、私は心から感謝の気持ちで一杯です。現実と夢の間で・・・</p>
<p style="text-align: right">Nakatani</p>
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		<title>心の残像 vol5</title>
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		<pubDate>Sat, 26 Dec 2009 14:13:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>中谷 光伸</dc:creator>
				<category><![CDATA[プリマブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[昨晩こんな夢を見ました。 
灰色の雲が暗く空を覆い、風が強く、激しく雨が降っている。時折、雷鳴が耳をつんざく。 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>昨晩こんな夢を見ました。 </p>
<p>灰色の雲が暗く空を覆い、風が強く、激しく雨が降っている。時折、雷鳴が耳をつんざく。風雨から身を隠すものなど何もない荒涼たる野原を僕は重たい荷を背負い歩いている。泥濘が僕の足取りを重くし、冷たい雨が顔を打つ。向かう先、微かに僕の目指す塔が見える。雷鳴が轟く度に、その丸みを帯びた輪郭が空を走る雷光に白く浮かび上がる。それは仏塔のようだ。塔に着けば、背中の荷と引き換えに僕はそこに住む老師からマントラを授けられる。そのマントラを唱えれば、僕は悟り、あらゆる苦悩から開放される。そう信じて、風に向かい体を斜にし、雨に打たれながら、僕は嵐の中を歩いている。</p>
<p>幾日も休むことなく、空腹に耐え、ずぶ濡れになって、僕は嵐の中を塔に向かった。けれども、どれだけ先に進んでも、塔は一向、僕に近づかない。向かう先、塔は遠く、微かに見えるままである。嵐はまるで治まる気配を見せない。風は強く、大粒の雨が激しく降り続く。背中に負った荷は石のようで、その紐が深く僕の肩に食い込む。冷たい雨が容赦なく僕から体力を奪う。足は鉛のように重くなり、寒さに体の震えが止まらない。それでも、僕は最期まで残った力を振り絞って、嵐の中を歩き続けていたが、歩めど、歩めど、少しも近づくことがない塔との絶望的な距離が僕から最後の気力を奪った。薄れ行く意識の中で、僕はマントラも、悟りも、どうでもよくなった。精魂が尽き果て、僕はもう一歩も歩けず、その場に倒れた。それで、倒れ際にふと後ろを振り返ったら、雲ひとつない晴天だった。 </p>
<p style="text-align: right">Nakatani</p>
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		<title>心の残像 vol.4</title>
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		<pubDate>Fri, 25 Dec 2009 01:22:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>中谷 光伸</dc:creator>
				<category><![CDATA[プリマブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[昨晩こんな夢を見ました。
鉄の扉の重々しい金属音を立てながら、マンションの一室にある画廊の中に入ると、窓がひと [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>昨晩こんな夢を見ました。</p>
<p>鉄の扉の重々しい金属音を立てながら、マンションの一室にある画廊の中に入ると、窓がひとつもない白い壁の部屋だった。その奥の壁に一枚だけ画がかけてある。近寄って見れば、ひとりの逞しい男の姿が描かれてあった。男は気性が烈しそうで、シャツの袖口から出た腕は黒く陽に焼けていた。そして男は強く握り締めた拳を高く挙げていて、その拳の上に、白い蝶が一匹、羽を休めている。そんな画だった。その画が何を意味しているのか僕には想像もつかなかったが、妙に感心して見ていると、突然、黒い礼服を着た紳士が僕の隣に現れた。</p>
<p>「この画は〝平和〟と呼ばれる画です。私の画廊にはこの画一枚しかありません。あなたはどうも先ほどからこの画がお気に入りのようですが、宜しければ、あなたにお譲り致しましょう」と僕に話しかけて来る。そう言われて僕は無性にその画が欲しくなって、</p>
<p>「いくらで譲って頂けるのでしょうか」と尋ねると、彼は、</p>
<p>「お金は結構です。ただあなたがこの画を大切にして下さるならば、私は喜んでこの画をあなたにお譲り致します」と言う。それで僕は両手を伸ばして、その画を壁から取ろうとすると、彼は、</p>
<p>「この画に触ってはいけません」と言う。僕は、</p>
<p>「この画は先ほどあなたが私に下さると言った画です。それでは、どうして私が触ってはいけないのですか」と尋ねると、</p>
<p>「もしあなたがこの画に触れば、蝶が驚いて男の拳の上から飛び去ってしまいます。そうするとこの画の中にある〝平和〟もまた失われてしまうのです。ですから、私はこの画をこの画廊ごとあなたにお譲り致します。どうか、蝶が男の拳から離れないようにして下さい。どうか私に代わって、いつまでもこの〝平和〟を守って下さい」と言って、彼は白い壁の中へと消えて行った。</p>
<p style="text-align: right">Nakatani</p>
<p style="text-align: right"> </p>
]]></content:encoded>
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		<title>心の残像 vol.3</title>
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		<pubDate>Wed, 23 Dec 2009 15:05:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>中谷 光伸</dc:creator>
				<category><![CDATA[プリマブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[昨晩こんな夢を見ました。
僕の前に道がある。どこまでも続く一本の道がある。どこに行くかは分からない。他に道はな [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>昨晩こんな夢を見ました。</p>
<p>僕の前に道がある。どこまでも続く一本の道がある。どこに行くかは分からない。他に道はないので、僕はこの道を歩んでいる。朝は背に日を受け、夕は沈み行く陽に向かうので、どうやら西に向かっているようだ。道沿いに住む人は皆、親切だった。空腹になれば、食を与えてくれ、日が暮れれば、暖かい家の中に迎えてくれる。朝になれば、気を付けてと言って、やさしく僕を送り出してくれる。道はどこまでも真直ぐに続き、起伏がない。来る日も来る日も僕はこの道を歩み続けている。今日もまた、僕はこの道を歩んでいる。そして、その日、僕は一人の初老の男に出会った。</p>
<p>男は道端の石に腰掛けていた。くたびれた紺色の背広を着て、黒い革靴を履いていた。ネクタイを締めた白いシャツの襟は黄ばんでいた。髪は乱れ、伸びた髭が顔の半分を覆っている。その男が僕に話しかけてきた。</p>
<p>「あなたは、何処に行くのですか」と。</p>
<p>「何処へ行くのか分かりません」と、僕が言うと、</p>
<p>「何故この道を行くのですか」と、聞いてくる。</p>
<p>「この道の他に道はありませんから」と、答えると、男は、</p>
<p>「この道は長いですから、しばらくここで休んでいきなさい」と言う。それで、僕は男の傍らに腰を下ろした。男はひとり言のように言う。</p>
<p>「私もあなたと同じようにこの道を歩んで、ここまで来ました。この道は楽な道です。きれいに舗装されているし、坂もない、道沿いの人は皆、親切だし、食うに困ることもない。でも、ここまで来てどうしようもなく疲れましてね、少し休もうと思って、石の上に腰掛けたら、もう動けなくなりました。それからは、ずっとここにいるのです」と。僕は黙って男の話を聞いていた。けれども、長く休んでいる訳にもいかず、僕は来た道を先に進もうと、その場から立ち上がった。そして、辺りを見渡すと、僕の周りには数え切れないほどの道があった。</p>
<p style="text-align: right">Nakatani</p>
]]></content:encoded>
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		<title>心の残像 vol.2</title>
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		<pubDate>Wed, 23 Dec 2009 05:36:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>中谷 光伸</dc:creator>
				<category><![CDATA[プリマブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[昨晩こんな夢を見ました。
僕がいるのは生家の座敷である。寝汗をかいて寝衣が濡れている。誰かが僕を待っている。今 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>昨晩こんな夢を見ました。</p>
<p>僕がいるのは生家の座敷である。寝汗をかいて寝衣が濡れている。誰かが僕を待っている。今夜、その誰かに僕は会いに行く。不意にそう思い、僕は立ち上がり、障子を開け、室を出る。裏の木戸を抜け、田畑の間、所々に民家が立つ集落の中を僕は濡れた寝衣のまま歩いている。山に向かって歩いていた。夜空に月があった。その光が僕の向かう山を照らし出している。しばらくして集落の外れまで来ると小川があった。朽ちかけた木の橋を渡ると、そこからは雑木が茂る山道である。辺りが急に暗くなり、心細くなった。僕は家に帰ろうと思った。けれどもこの先で誰かが僕を待っている。その思いは強い。その誰かに、今夜僕は会いに行くのだ。僕は暗闇の中、歩を進めた。時折、風が吹いて木の葉のささめく音の他は全くの静寂だった。この山の中で誰かが僕を待っている。それが誰なのか考えながら歩いていると、行く道の先に小さな池が見えた。</p>
<p>暗い山の中で、その池の面だけが不思議と明るかった。水面はまるで鏡のように月の光を照り返している。来た道はそこで終わり、その先はない。僕はその場に立ち止まり、辺りを見渡した。人の気配はない。それから、僕は池の中を見た。水は透明で、月の明かりが池の底まで届いていたが、池の中には何もない。けれども、確かに僕を待っている人がここにいる。そう思い、僕は水辺に両膝をつき、もう一度、池の中を覗き込んだ。その人はいた。池の中を見ている僕を池の中から見ている自分がそこにいた。その自分が、</p>
<p>｢ようやく来ましたね。ずいぶんと待ちましたよ｣と言って、僕に池の中から手を伸ばしてきた。僕も同じように池の中へと手を伸ばし、まるで握手でもするかのように二人は手をつないだ。そして、僕は強い力で池の中へと引き込まれた。</p>
<p>溺れることなく、冷たい水の中を沈んで行きながら、僕は池の上を見た。水面は僕が落ちたところから広がる波紋で揺れていて、その波の間にそれまで池の中にいた自分が水辺から池の中にいる僕を覗いているのが見えた。僕が池の底にいるのを確かめると、僕が来た道を、暗闇の中へと戻って行った。それからは、僕が冷たい池の底でいつかまた自分が来るのを待っている。</p>
<p style="text-align: right"> Nakatani</p>
<p style="text-align: right"> </p>
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